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カテゴリー「生きる」の20件の記事

2014/08/23

お誕生日おめでとう!

長らく、更新ができていませんでした。

kenkenは、この夏は、とても元気に過ごしています。

あれも書こう、これも書こうと思ううちに、矢のように、

日々が過ぎ去っていきます。

少しずつ、kenkenの日常を綴っていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

先日は、kenkenの24歳の誕生日でした。

今年の誕生日は、「初ハルカスに行く」と決めていた

kenken。

天気予報では、雨でしたが、結局、見事に晴れました(^^♪

刻々と移り変わる美しい日没、そして夜のとばりがおりて、

浮かび上がるマンハッタンのような夜景・・

まるで、今までの日々を祝福されているような、幸せな

気持ちになりました(*^_^*)

Harukasu

小さく産まれて呼吸が止まり、NICUに運ばれた24年前。

その後、何度も命の危機を迎えながらも、いつも生きる事を

選択して、みんなに愛と勇気を届けてくれたkenken。

12年前、自発呼吸なし、脳波フラット、ABR反応、

対光反射なしの状態から、奇跡の回復を遂げたことは、

kenkenと私の生きる道に、大きな影響を与えました。

kenkenにしか、できない仕事がたくさんあります。

これからも、意気揚々と、楽しく道を歩いて行きましょう♪

今まで、支えてくださったたくさんの方々に、心から

感謝をしながら・・・

お誕生日、おめでとう!

2013/06/12

死生学の講座に出席

昨年から、私は、家の近くの大学で、「死生学」の講座に

出ています。講師は、上智大学グリーフケア研究所

の講師もされている申英子先生。臨床スピリチュアルケア

研究会の代表代行もされていて、緩和ケアなど多くの

場所で必要とされるスピリチュアルケアワーカーの育成

にも当たられています。

先生の傾聴の姿勢、ユーモア、知識の深さ、直観の鋭さに

いつも大きな学びを頂いています。

「スピリチュアルケアワーカー」という言葉は、まだ一般的

ではないかもしれません。

kenkenが、3年前、奈良親子レスパイトハウスで

東大寺華厳寮に宿泊し、今まで味わったことのない

魂が満ち足りた気持ちになった時、「スピリチュアルケア」

が為されたのだと、思いました。

WHOでも、「小児の緩和ケアとは、身体、精神、スピリット

への積極的全人的なケアである」と謳われています。

回復が困難な病にある人、人生の最後を迎える人を

魂のレベルで支えるのが、スピリチュアルケアワーカー

なのです。

昨年、申先生の臨床スピリチュアルケア協会の研究会で、

kenkenと一緒にお話をさせて頂き、とても良い時間を過ごした

のですが、今回も、その授業にkenkenを招いて頂きました。

http://kenken-dream.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-c2c9.html

kenkenのために、先生が用意して下さった本は、

「実践 スピリチュアルケア~病む人の心に寄り添うために」

でした。

この中の、ALSのために機能を失いながら、チャプレンと

深い思索を重ねて、亡くなったパークのお話。

初め、その重い内容に、母は少し躊躇したのですが、

ヘルパーさんとkenkenと読み進めるうちに、パークと

kenkenは同じ場所に立つ人だと感じました。

kenkenも、パークの思索に深く共鳴する様子で、

音読を聞きながら、表情や手を上げることで、kenken

の気持ちを伝えてきました。

パークが、最後まで支えとしたベトナムの僧侶である

ティック・ナット・ハンの言葉がちりばめられて、パーク

同様、kenkenも感銘を受けたようです。

例えば、「すべての境界は人為的であり、真実には

境界がない」

「波は大きかったり小さかったり、高かったり低かったり

しますが、どうでもよいのです。すべては水であり、

すべては海の一部です」

目の前の波のような人生の浮き沈みを、波として

捉えるのではなく、最初から水であったのだ、

という考えは、とても共感できるようでした。

そんなkenkenの考えを、母とヘルパーさんが代弁

しながら、授業で発表しました。kenkenの顔は生き生き

として、笑ったりへの字になったり、表情は的確に

変化しました。

また、先日、ブログにも載せました柴田先生によって

kenkenから発せられた「極限を生きる」の言葉も

全文、代読で聞いてもらいました。

http://kenken-dream.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-bcf4.html

みなさんは真剣に聞き、そして多くの事を感じて下さったようで、

後で、感想をシェアしてくれました。

口ぐちに言って下さるのが、kenkenから大きなエネルギー

を感じ、それが波状に広がり、大きな気づきをもらった事。

kenkenが、大変で不幸な人なのではなく、大きな

メッセージを今の困難な世の中にもたらしてくれる人

なんだ、と気づいたことは、とても大きい、と言って

頂きました。kenkenのような存在が、人を変え、

世の中を変えて行くのだとも・・

申先生は、「kenkenくんの言葉は福音です」とおっしゃって

下さいました。先生は牧師なのです。

福音とは、キリストの言葉を弟子たちが聞き、

「あぁ、そうなんだ、すばらしい。人々に伝えなければ」

と書かれた言葉なのだそうです。

私は、3年ほど前から、kenkenから多くの

メッセージが発せられていることを感じ、それを伝える

のが自分の役目のようにも感じ、このブログを立ち上げた

のです。

それが、先生に、そのように言って頂き、すべてが

繋がった気がしました。

kenkenの内なる言葉をもっと感じとり、また、kenken

だけでなく、重い障害や病気を持って生まれてきた

子どもたちからのメッセージを受け取れる自分に

なりたいと願います。

申先生、共に学んで下さった受講生の皆さま、深い時間を

本当にありがとうございました。

2013/05/23

今を生きる

調子がよくなかった4月、5月。

でも、体調の合間を見て、お出かけもできました。

というより、お出かけの予定があったら、

「無理だろうなぁ・・」と母が思っていても、

奇跡のようにSPO2が上がったり、

体調が整って、その当日には、出かけられる

状態になるのです。

kenkenといると、「心と体」について、よく

考えます。

「やりたい気持ち、前向きな心」が身体を整える

現場を本当に何度も何度も見てきました。

家を出て、外の空気を吸って、kenkenの顔が

輝いて、SPO2がピュ~ンと上がるのを見た時、

みんなが笑顔になり、パワーをもらいますヽ(´▽`)/

そんな時のお出かけ先は、やっぱり奈良!

奈良をよく巡ってきたkenkenですが、まだまだ

行ったことがないお寺がたくさんあるのが、

奈良です(^^)

5月は、初めて秋篠寺に行きました。

東洋のミューズとも呼ばれる伎藝天立像があります。

その優しく美しい姿は、たくさんの人を魅きつけてきた

そうです。kenkenも、一緒に並ぶ薬師如来像、

日光菩薩、月光菩薩像とともに、心魅かれている

様子で、仏像を眺める時の独特の表情で、長い間

対峙していました。

そんな時は、「またkenkenと仏像の交信が始まったね」

とヘルパーさんと母は一緒にその時間を楽しみます。

秋篠寺には美しい苔庭があり、鳥の声だけが聞こえ、

まるで別世界にいるようでした。

P4220057

そして、素晴らしいお天気の日だったので、その後、

若草山山頂へ・・・

P4220080_2

美しい瞬間に間に合うことができました。

P4220083_2

前にkenkenと見た平原綾香のプラネタリウム

での映画の冒頭、「人は愛する人と美しい夕日

を眺めることができるのは、わずかな回数しか

ない」というようなナレーションが入っていた

ように思います。

そんな言葉が、自然とあふれだすような本当に

美しい夕日でした。何回も夕日を見ようと、この

若草山山頂に来ましたが、これほど完璧に美しい

夕日を見たのは初めてでした。

この圧倒的な美しい夕日の前では、将来の不安

も過去の後悔も存在しません。ただ、kenkenと

夕日を眺める「今」があるだけでした。

不調の中、こうやって出かけられて、こんな時を

ともにできた事は、奇跡のように思えて、

ただ、感謝・・・でした。

2013/05/16

ペインコントロール

kenkenの健康状態は、安定してきました。

最近は、とても楽そうで、顔が輝き、身体の緊張状態もとても

良くリラックスできて、熱もSPO2も心拍も安定。

「今、痛いところ、しんどいところはない?」と聞くと、

「ない」と答えます。

ホッと安らぎ、生き生きとしているkenkenを

見ることは、とても幸せです。

柴田先生とお会いして以来、kenkenの答えがとても

はっきりとしてきたように思います。まだ、先生のように

文章としてとらえるのは難しいのですが、YES、NOは

誰の目にも明らかです。

おかげで、kenkenは、ふだん、「頭がしんどい」という事が

わかりました。大手術をした、食道や胃や腸は、

痛かったり、気持ち悪かったりするだろう、と思って

いましたが、頭については考えたことはなく、

「頭がつらかったんだ!」と言うと、ホッとしたように

「うん」と答えてくれました。

ちょうど、そんな折、主治医の先生とkenkenの

呼吸の悪さについて相談している時に、先生が、

「イギリスでは、こんな時、よく鎮痛剤を使うんですよ」

と教えて下さいました。

呼吸がよくないのは、kenkenの胸郭がとても硬い

からだ、という事はわかっていました。それで、緊張を

とる薬を色々試していたのですが、「鎮痛剤」という

言葉に、母が「ピン!」ときて、「ぜひ試したい」と

お願いしたのでした。頭より、心が反応して、涙が

出てきたのには、自分でも驚きました。

それから、つらそうな時は、「痛み止めを飲む?」と

聞いて、「うん」と言った時に服用すると、とても楽そう

になり、良い感じです。

大人なら、辛いときには、鎮痛剤を飲みますが、

生まれた時から言葉のない重症心身障害児の場合、

「鎮痛剤」という選択はあまりとられないように思います。

人は「痛み」があると、考えることも、行動することも難しく

なります。

先生は、イギリスのヘレンハウスのようなこどもホスピス

を日本にも作りたいと考えておられる方なので、

イギリスでの方法をよくご存じです。イギリスでは、

言葉による意思疎通が難しくても、痛みをコントロール

する事を大切に考えられているのだと思います。

「きもちのこえ」(毎日新聞社)を書かれた大越桂さんが、

「痛みを伝える手段がなくて、最悪、最高、最長の痛みを

耐えるしかなかったということを思い出すと、今でも本当に

悲しい」と書かれていたのを思い出します。

kenkenが、もっともっと安楽に苦痛なく過ごせるように

もっともっと、kenkenの「きもちのこえ」に近づきたい

と思います。

kenkenと、とても信頼しあっているヘルパーさんは、

最近、kenkenから言葉が飛んでくるようになったそうです。

私もですが、抱っこしている時、身体に触れている時、

心がとても近く感じます。言葉が飛んでくるように感じた時、

kenkenに「これで合っている?」と聞くと、正しければ、

特別な笑顔を見せてくれます。

多分、柴田先生の方法とは違うと思うのですが、柴田

先生を通じて、kenkenの言葉を聞いて、またさらに

何かがふつふつと、母を含め、色々な方の心に変化

をもたらしているように思います。

これからの道のりが楽しみです。

2013/05/05

極限状態を生きる意味

柴田先生の読みとりで、約5分間、kenkenが

語った言葉の中で、最も心を打たれた部分を記します。

(前略)

世の中の人に欠けているのは、時間と思いますが、

僕たちには、あぶれんばかりの時間があるので、日々

色んなことを考えて生きていますから、日々、幸せの意味

とか生きることの意味などは、僕たちの方がよく考えて

いると思います。

人間は極限状態にある方が、物を考えられるという話を

聞いたことがあるのですが、僕は、自分が極限状態と思わない

のですが、確かに身体が動かないという意味では、とても

極限の状態に近いのですが、それでこそ見えることがあるのは、

先ほどからいろんな方がおっしゃった通りです。

僕が極限状態でないというのは、なぜかというと僕には温かい

両親がいて、僕は極限状態を生きているわけではありませんが、

身体の極限状態を生きるだけでも、これだけの事がわかるので、

誰からも見放された人は、もっとすごい哲学をしているに

違いありません。

そんな事もふだんから良く考えていますが、そんな意味では、

僕はまだ極限状態ではないけれども、色々なことを考えて、

日々豊かに暮らしているので、本当に心から両親には感謝

しています。

両親は、よく僕のことを一生懸命育てることが生きがいだと

言って下さるのですが、僕を育てることが生きがいになって

しまったは、偶然の結果なので、選べたわけではないので、

それだけが申し訳ないのですが、お父さんやお母さんに

とっても、これだけ障害の重いこどもを育てるのは、

極限状態のようなものなので、お母さん、お父さんにしか

見えないものがあって、それを生きがいとおっしゃっている

と思うので、僕はうれしくて仕方ありません。

(後略)

kenkenの身体は、まさに「極限状態」です。

でも、kenkenは、自分は愛されているから、極限状態

ではない、と言います。そして、私たち両親は、

極限状態を生きるからこそ、見えるものがあり、だから

kenkenが生きがいだと思ってくれるのがうれしいと

言ってくれます。

まさに、それこそが、このブログを開設した意味であり、

私が生きる意味なのです。kenkenと生きる人生を

与えてもらった自分だから、感じること、経験したことを

伝えていきたいと思いました。

kenkenの気持ちに近づきたい、kenkenのメッセージ

を読みとりたい、と心を澄ませるうちに、今、色々な道が

開け始めているように感じています。

生まれてきてくれて、ありがとう。

我が家に来てくれて、ありがとう!

母は、幸せで胸がいっぱいです。

2013/03/21

「僕のうしろに道はできる」上映会

以前、お知らせしましたように、20日(祝)に中之島公会堂で

「僕のうしろに道はできる」の上映会がありました。

1000人を集める、という目標でしたが、早々に満席になり、

チケット販売も終了するなど、関心の高い方が多いことに感激

していました。

素晴らしい映画でした。

植物状態と言われても、「わかっている、回復する」事をみんな

が当たり前に思ったら、どれほどの人たちが救われるでしょう。

笑って、泣いて・・・カッコちゃん先生やたくさんの人たちの支えで

回復していく宮ぷーの姿は、かつてのkenkenに重なり、

時にスクリーンが涙で見えなくなりました。

10年前、kenkenが意識不明、脳波フラット、ABR反応なしで

横たわっていた時、私は、kenkenが「必ず回復する!」と

疑わず、色々な方に聞いて回っても、なかなか答えはなく、

毎日、ただ思いつく限りの事をした覚えがあります。

今は、家族が「白雪姫プロジェクト」にたどり着けば、

様々な情報や体験談を手に入れることができます。

3月23日から、大阪・十三シアターセブンで、「僕のうしろに

道はできる」の上映が始まっています。ひとりでも多くの

方々に見て頂き、「植物状態と宣告されても、回復するんだ」

という事が常識になって広がっていったら、本当にうれしいです。

回復への道は様々あって、色々なやり方が試されて

いると思います。「白雪姫プロジェクト」はそれをシェア

する場でもあると思うのです。

今、私がアロマセラピーやリフレクソロジーやクォンタムタッチ

を勉強しているのも、かつての横たわったkenkenに

してあげたかった想い、そして、いつか同じような状態の

子どもたち、人たちに何かの役にたつだろうか、

という想いがあります。

__

これは、「勇者のメダル」です。がんばっている人たち、

子どもたち、白雪姫プロジェクトを応援している人の

証だそうです。kenkenもかけてもらって、とても

うれしそうでした。

2013/03/15

心と魂が満ちるとき

kenkenは最近、呼吸状態があまり良くありません。

呼吸器をつけていても、突然、酸素濃度SPO2低下の

アラームが鳴り響く事が増えています。

感染を起こしているわけではなく、原因がわからず、

kenkenを見て下さるドクター方に相談しました。

kenkenは、小さい頃からかかりつけの小児神経の

主治医。呼吸器の管理、調整に月一回来て下さる

麻酔科の先生。在宅で総合的に診て下さる先生。

どの先生も、kenkenに寄り添い、真摯に診て下さる

すばらしい先生方に囲まれています。

本当に、kenkenはいつも回りの方たちに恵まれ、

支えられ、幸せだと思います。

検査の結果、kenkenの肺も、胸郭も、呼吸筋も

とても固くて、呼吸器が空気を送り込んでも、胸が

広がらず、酸素を取り込めない状態だそうです。

その固さを見るコンプライアンスの数値は、通常

30~50のところが、13ということ。

だから、少し、緊張が入ったり、お腹の逆流が起こって、

いきんだりすると、肺に空気が入らず、SPO2が

急降下するそうです。

普段は、すぐにバギングしたり、酸素を流したり

することで、回復するのですが、今月は、そうしても

回復せず、酸素量を増やして数日間、家で過ごさないと

いけない事が何回かありました。

ところが、そんな中、受診のため酸素ボンベを持って、

慎重に出かけようとしたら、もう、顔の輝きが違う

のです。一緒に行くヘルパーさんが来てくれると、

目がキラキラとし始め、車に乗ったら、ニコニコ状態。

みるみる間に、SPO2は上昇し、酸素を使わなくても

全然大丈夫な状態になりました。

大事をとって、いくら家でゆっくりしていても、ちっとも

状態はよくならないのに、外の空気を吸った途端の

変わりようです。

10年前、「意識がなくてもチューブだらけでも、必ず

家へ帰って、学校へ連れていく」と誓った時のことを

思い出します。

決して無理はできない病気です。けれども、外に

出ること。風に吹かれ、お日さまをを浴びること。

kenkenが行きたい場所へ行けること。

こんな当たり前のことが、kenkenの心を満たし、

筋肉をゆるめ、肺をやわらくし、酸素をとりこめる

のだ・・と改めて感じました。

病院の後、「唐招提寺に行きたい!」というkenken

の気持ちをヘルパーさんがキャッチしてくれて、

帰りに寄りました。(ちなみに、キャッチの仕方は、

思いつく限りの行き先を順々に挙げていくと、

kenkenが笑顔や手の振り方で教えてくれるのです)

唐招提寺は、kenkenの予想どおり、すばらしい

お寺でした。盧遮那仏を始め、たくさんの仏像が

並んでおられるところを、抱っこしてもらい、目を

キラキラさせて、見入るkenkenの横顔を

見ていると、昨日まで、あんなにSPO2が

下がり、苦しげだったkenkenとは別人

のようでした。

日本に仏教をもたらすために、5回の苦難の

船旅を乗り越えて、失明してまで来て下さった

鑑真を想った時、身体の苦しみの中、たくさんの

事を伝えてくれるkenkenが重なりました。

でも、kenkenは、身体の苦しみは、

心が満ち、魂が満ちることで、取り去る

ことができる事も教えてくれたのでした。

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2013/02/22

みんな言葉を持っていた

最近、kenkenは想いをたくさん伝えてきてくれます。

kenkenの表現方法は、「うん」はまばたき(それも、

ギュッとしたり、2回3回と連続してパチパチしたり、

バリエーションを変える事で、想いの強さを伝えて

くれます)

それから、「うんうん、そうそう!」はニッコリ。

「そうやねん~!(^O^)/」は手を振る。

身体の動ける部分を使い、気持ちを伝える事

では、kenkenは素晴らしい能力を持っています。

ヘルパーさん、ひとりひとりの個性に応じて、

ニッコリするところも違います。

ニヤリと突っ込む時の笑顔、「それでいいよ。

大丈夫」と励ます笑顔、ただ「愛」を伝える笑顔。

横で見ていて、私が涙がこぼれそうな時が

あります。そして、kenkenの想いをそのまま

感じ、受け取られるヘルパーさんたちが

すごいなぁといつも思います。

時には、真面目な一直線のまなざしで

目を見つめられ、ドギマギする事は、ヘルパーさん

も母も同じです。心の中のすべてを話したくなります。

自分が「ここ!」と思うところでは、本当にタイミング

よく、クルッと振り向き、見つめる一直線のまなざし

は、もしかして、言葉よりたくさんの事を伝えている

かもしれません。

けれども、重症心身障害を持つこども、人たち

がみんな内側に、人に伝えられないすばらしい言葉の

世界を持っていることを信じ、様々な試行錯誤を

重ねられて、たくさんの重度の方々の内面の言葉を

読みとっておられる先生がおられます。

「みんな言葉を持っていた

 -障害の重い人たちの心の世界-」 柴田保之著

                        オクムラ書店

この本を読んでもらい、kenkenが、

やってみたい、と気持ちを伝えてきます。

今までの、想いを全身で伝えるコミュニケーションと

言葉を綴るコミュニケーション手段。

どちらも、kenkenに必要なものなのだろうと

思います。柴田先生の本を読んでいると、

結局、どちらもひとつにつながっている

もののような気持ちになったりします。

先日、紹介しました3月20日、大阪の

「僕のうしろに道はできる」の映画会にも

柴田先生が来られるとのお話を聞きました。

もし、お会いする機会があれば・・・

夢のような気持ちです。

今まで、kenkenはたくさんの扉を開いて

きました。今も大きな光る扉が前に見えるような

気持ちでいます。

kenkenが繋がるすべての方々に、ただ、

感謝の気持ちが湧きあがります。

2013/02/21

宮ぷーこころの架け橋プロジェクト

先日、白雪姫プロジェクトをご紹介しました。

このプロジェクトを進められている山元加津子さんが

書かれているメルマガがあります。

宮ぷーこころの架け橋プロジェクト

http://www.shirayukihime-project.net/kokorono-kakehashi.html

をクリックすると、メルマガ登録フォームがあり、

かっこちゃん(山元加津子さん)の日々の想い、宮ぷー情報など、

情報ぎっしりのメールが毎日届きます。

植物状態と宣告されても、動けない人意識もない人に

見えても、たくさんの人たちが、本当はわかっていて、どうにか

わかってほしいと思っていることをたくさんの方々に伝えたい

という気持ちがひしひしと伝わります。

よかったら、ぜひメルマガ登録をして、回りの方々にも

広げていって頂けたら、とてもうれしいです。

また、そのメルマガで、kenkenの事を紹介して

頂いたおかげで、たくさんの方が、「想いの響き」を

訪ねて下さっています。

こうして、たくさんの方々と繋がっていくことの

幸せをしみじみと感じています。

「優しさに包まれて、人と人がつながっていく幸せ」

kenkenの20歳を記念して作ったDVDに

込められているkenkenのメッセージです。

2013/02/10

白雪姫プロジェクト

「僕のうしろに道はできる」という本を読みました。

「1/4の奇跡」の本や映画を作られた山元加津子さん

(かっこちゃん)は養護学校の先生。「1/4の奇跡」は

養護学校での子どもたちとの関わりを書かれた本で、

以前読んで、感動しました。

「1/4の奇跡」というのは、マラリヤに生き残る

鎌状赤血球遺伝子を持つ人が生まれる時、1/4の確率で

その兄弟に長く生きられない重度の障害を持つ人が

生まれるということ。

けれども、その運命を引き受けた1/4の人々が、

村がマラリヤで全滅する事から守ったと言える、という

お話です。

それは、ミトコンドリア病という運命を引き受けて生まれてきた

kenkenと22年間生きる中で感じてきた事と同じでした。

そして、「僕のうしろに道はできる」は、かっこちゃんの

同僚の「宮ぷー」が脳幹出血で倒れられて、植物状態

を宣告されながらも、「必ず回復する可能性がある!」と

かっこちゃんは信じて、たくさんの試行錯誤を重ねられました。

そして、意思伝達装置を使って「生きることをとりもどした」と

綴られるまでに回復されて、その回復は現在進行形です。

そして、その事を、「宮ぷー」ひとりのものとせず、

植物状態と宣告されたどの人も、ちゃんと思いを持っていて

回復する可能性があること、を広く伝えていきたい、と

「白雪姫プロジェクト」を始められました。

kenkenも11年前、逆流性食道炎の手術の後、重症肺炎

からミトコンドリア病が悪化。脳幹に大きなダメージを

受けて、意識なし、脳波フラット、ABR反応、対光反射なし

の状態になりました。

「必ず、回復する!」「必ず、お家に帰って、学校に行く。

ストレッチャーにのせてでも」と誓い、信じ、出来ることは

ないかと探し回った日々を思い出します。

お友達の応援のテープを聞いて、まぶたの裏で眼球が

動くのです。テープ、音楽、マッサージ、歌、出来ることは

何でもしました。

そして、面会がわずか1日に30分が2回というICUを出て、

母が付き添った日に目を開いた瞬間の感動は、今も

忘れることができません。

あの時はどうしたらいいか、誰に聞いてもわからなかった。

でも、今は、「白雪姫プロジェクト」がある、という事は、

昔の自分を励まし、癒してくれます。

「白雪姫プロジェクト」のバナーを貼りました。

ここをクリックして頂けたら、HPをご覧いただけます。

どうぞ、回りの方にもご紹介ください。

そして、「僕のうしろに道はできる」は映画になりました。

大阪では、3月20日(水)に上映会があります。

http://www.heartofmiracle.net/hotnews/hotnews002201226.html

時間 13時~16時半

場所 大阪市中央公会堂 大ホール

かっこちゃんの講演もあります。

kenkenも、出かけるのをとても楽しみにしています。

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